白名又太の勝手に人生相談~とりあえず5分~

気になったニュースや話題について、独断と偏見に基づいた視点で紹介、分析、考察。自由気ままに言葉を書き連ね、考えるきっかけを発信していくブログ。

友達って必要ですか?

世の中には本当にいろいろな価値観がある。どれが正解でどれが間違いで、ということはないのだろう。十人十色、百人百様、千差万別。一人として同じ人間はいないわけだから、当たり前と言えば当たり前の話。
でも、世間には「多数派が正義」のような風潮が依然として存在する。友達についてもあるわけで。友達が少ない、もしくは少ないと思われているとなぜだか変なレッテルを貼られることがある。気が付けばネガティブなイメージを持たれがちなのだ。根暗やら陰キャやら問題児やら。。。

大学生時代に非常階段で一人ランチをしていた私からすれば、「うるせぇバカヤロウ!」ってな感じである。大体、友達って何なのか?その定義をはっきりさせろってんだ。と思うこともしばしばあったように記憶している。そもそも友達っていうのは数が多い方がいいのかい?なんて言いたくなることも多々あった。「そんなことをしていたら、友達がいなくなるよ?」って、何だそれ。とかね。それで離れるような友達なら最初から友達ではないと断言する。


「友達」っていう言葉に振り回されているかもしれない人たちに、特に中高生に声を大にして言いたいことがある。

今の人間関係なんて気にするほどのものでもない
無理して繕う価値なんて微塵もない

もちろん、友達というもの自体を否定しているわけじゃない。ここで伝えたいのは、

友達ってのは(頑張って)つくるものじゃなくて、(勝手に)できるもの

ということ。話が合う合わない、気が合う合わない。これはだれにでもあるわけで。そこを無理して、背伸びして、上辺だけで友達をしていてもろくなもんじゃない。子どものころにはわからないかもしれないけれど、世界はもっとずっと広い。内輪の世界だけに目を奪われずに、もっと外の世界を見てほしい。外の世界があるんだってことを知ってほしい。今いる場所だけが世界のすべてではない。必ずどこかにいるから。自分と話の合う人、気の合う人がいるから。だから、それまではどうか自分を殺してまで友達ごっこに参加するようなことはしなくてもいいんじゃないかなと。

あとね、友達ってのは対等なんだよ。どっちが上とか下とかないんだよ。しんどいとき、困っているときに支えてくれる。それが友達ってものだと思うわけで。それは物理的なサポートかもしれないし、精神的なサポートかもしれない。そこには損得勘定や駆け引きなんてないんだよ。条件付きの関係や見返りを期待する関係なんてのは友達とはなんか違うんじゃないのかなと。

つまるところ、友達が必要かどうかなんていう発想自体がおかしいと思うわけで。必要だとなれば友達をつくる?不必要だとなれば友達はつくらない?友達をつくるとかつくらないとかそういう考え自体がずれているように感じるわけで。

自分の心をすり減らしてまで考えることではない。
そう思うわけで。
友達の数に意味なんてない。


それではこの辺で。