白名又太の勝手に人生相談~とりあえず5分~

気になったニュースや話題について、独断と偏見に基づいた視点で紹介、分析、考察。自由気ままに言葉を書き連ね、考えるきっかけを発信していくブログ。

遊びと学び

これね、約1年半前に下書きしていた記事です(笑)
書こう書こうと思って、気付けば平成も終わる年になってしまいました。
反省します。これからは下書き保存にあんまり頼らないように気をつけます。。。
では、本文へ↓

「21世紀型教育」
「アクティブ・ラーニング」

昨今話題の教育ワード。
これらの意味するところとは一体何なのか。

詰め込み教育からゆとり教育、そして21世紀型教育へ。
時代と共に変わっていく教育体系。
求められる能力や技術も変わっていく。

これからの時代を考えるとき、学校の役割や在り方も議論していく必要があるんじゃないのかなと。

私が子どもの頃から比べると随分と子どもたちを取り巻く環境が変わったように感じるんですね。もちろん、住んでいる地域によっても差はあるのでしょう。しかし、明らかに今の子どもたちの方が忙しいんですよね。

週の半分以上は習い事に通い、高学年になると塾にも通い始める。中学生になればさらに通塾率が上がる。学習時間だけ見れば、今の子どもたちの方が圧倒的に勉強しているはずなんですね。

にも関わらず、学力低下が叫ばれて久しいこの頃。中学生レベルの問題も解けない名ばかりの大学生もいると聞く。もはや高等教育や大学教育って何を教え育てているのかわからなくなってしまうのは私だけでしょうか。


藤原和博:奈良市立一条高等学校校長

diamond.jp

民間を経て、学校教育に携わるというのは個人的には賛成ですね。みんながみんな民間出身じゃなくてもいいんやけど、ずーっと新卒から教員している人だけやと見えないこともあると思うわけで。やっぱり先生も様々な経験をしてきた人の方が多様なアプローチができるんじゃないのかな。

遊びの中に学びがある

まずは、10歳までにどのくらい遊ばせるかがものすごく大事です。情報編集力は、想定外のことにどれぐらい対処したかということが一番効きます。想定外のことが起こって、それにその場その場で対処することに、遊び以上にいい教材はないでしょう。

本当にこれは大事。漢字や計算、植物の名前や歴史上の人物など知識を獲得するのはもちろん大切だけれど、それ以上に経験や体験という自分を通して感じたものがその後の人生の礎になると思うのです。いくら周りが必要だ、大切だと言ったところでそこに本人の実感が伴わなければ、上辺だけの理解で終わってしまう。
自分の心で感じて、自分の頭で考えて、自分の足で進んでいくことが本当の意味での成長に繋がるのだと信じています。確かに学校の勉強はできた方がいいけれど、点数や偏差値という単なる数字に踊らされてしまうのは何だか悲しい。学びとは教科書の中だけにあるものではないと教えてくれる大人が周りにどれほどいるだろうか。

最後に・・・

f:id:abbiamo:20190218114316j:plain
学歴や就職のために学びがあるのではなく、学びの先に学歴や就職があると思うわけで。押しつけの与えられてばかりの勉強が楽しくないのは当たり前の話。学びの本質に触れる機会が小学校や中学校でもっと増えることを願ってやまない今日この頃。学ぶことって本当におもしろいんやけどなー。


それではこの辺で。