「成功したい」
大なり小なり、みんな思っていることやと思うんですね。
まあ、一口に「成功」と言っても、十人十色の「成功」があるわけで。
経済的な成功、人間関係での成功、仕事面での成功。
それぞれがそれぞれに思い描く成功があるわけで。
じゃあ、成功するためにはどうすればいいのか、となるわけです。
一番身近で参考にするもの、それがおそらく本なんですね。
僕自身も何冊か読んだことがありますし、みなさんの中にもきっと読んだことがある人も多いと思います。
その結果、、、成功しましたか?
何か満足のいく結果を得ることができましたか?
いろいろ読んでみたし、いくつか行動もしてみたんやけど、なかなか思うようにいかない、ということが多いんじゃないでしょうか。
今日は成功するために必要なことは何なのか、それを少し考えてみます。
長谷川 雅彬:ブランディング戦略アドバイザー
toyokeizai.netこれは確かに気になるところですよね。
成功哲学に潜む罠
成功した人の体験を読む。これ自体は参考になるし、学ぶところもあるもんです。
ただ、それをマネしたからと言って成功できるのか?
答えは残念ながら、ノーでしょう。
なぜか?
それは、相手はあなたではないし、あなたは相手ではないから。つまり、まったく同じ条件、環境のもとではないからです。
当たり前のことですが、成功するといってもその理由は一つではありません。成功した人が後から振り返って感想をまとめもの、成功した人に共通して見られる特徴を並べたものを読んだところで、それがあなたの成功を保証するものにはならないわけで。
記事の中にも出てきますが、
「観察できることしか考慮されていない」
この事実がものすごい重要やと思うんですね。一見、同じように見える行動でも、その背景にある考えは違うかもしれない。計算と同じです。結果は同じでもそこに至るまでの過程、つまり、式が違うかもしれない。
何が言いたいかというと、行動だけを切り取って比較、検証したところで、それ自体にはあまり意味がないということです。
行動だけを見るのではなく、その背景を考えること。これが大事やと思うんです。
確率を上げる方法
絶対に成功する方法なんてないんです。だから、それを探すのは時間の無駄です。
それよりも、どうすれば成功に近づくのか。ここがポイントやと思うわけで。
そのためには、確率が上がることを探して実践する。そして、それを続ける。それしかないんとちゃうんかなと。
上手い話なんてないわけで。自分の五感を使って、今、できることを精一杯やる。これなんでしょうね。
常にアンテナを張っておく。これも大事やと思いますね。きっと至る所にきっかけは転がっていて。それに気付くか気付かないか、その差だけなんやと。同じものを見ても考えることは違うわけですから。
考えの差が行動の差に。行動の差が結果の差に。そういうもんやと思うわけで。
最後に・・・
結局、「何かこれをしていればオッケー!」みたいな方法なんてないということです。残念。
地道に一歩ずつ積み重ねていくしかないわけです。これはもう、我慢比べですよね。
どこまで粘り強く取り組めるか。どこまで継続して取り組めるか。
魔法もなければ、万能薬もない。裏技もなければ、近道もない。
まずは、これをしっかりと認識すること。
その上で、当り前のことを当り前にやっていく。ここ、意外と見落としがちですが、何事も基本が大事。
いきなり応用問題なんて解けないわけですから。一つ一つを丁寧に、そして確実に。
あとは、イメージですね。こんなん言うと、一気に胡散臭くなってしまうんですが(笑)みなさんが思っている以上にイメージの持つ力って大きいと思うんですよ。
まあ、また、イメージについては別の記事で書きたいと思います。
それではこの辺で。